1987年、某大手化学会社に入社。
以来、研究開発部門で20年間、身体と環境に優しいプラスチック等の研究開発を行った。
開発テーマには、身体の中で消えてなくなる手術用縫合糸、
1回で1ヶ月効き続ける制ガン剤用樹脂、新感覚整髪剤用樹脂、トウモロコシから作るプラスチック、
水中で安全に消滅するゴム等がある。
この間、出願特許は国内外合わせて100件を超えた。
研究開発を続ける一方で、「理系人間の世間知らず、経営知らず」という批判に発奮し、
経営やマーケティングについて基礎から徹底的に学び、1995年に中小企業診断士試験に合格、翌年登録。
1999年から2年間、アメリカピッツバーグにあるカーネギーメロン大学に留学。
専門分野の最新学理と手法を学ぶとともに、研究開発マネジメントやコミュニケーション、
考え方について大きな影響を受ける。
多民族国家アメリカの自由と自己主張の文化に触れ、国際的感覚も身につけることとなった。
2003年、学位論文を提出して工学博士学位を取得。
ところが・・・、
順風満帆だった会社生活が次第に暗転。
業績悪化と吸収合併により、会社の方針は大きく転換。
高機能だが販売数量の少ない製品の開発は大幅に縮小することとなり、
部門の予算は削減され、部下の人員も減り、テーマ提案も通らなくなった。
「自分は、ここでは生きていない」
自分のやりたいことができない環境から逃げ出すように退職。
創造性開発、マーケティング等、これまでの自分の経験を活かした経営コンサルティングを開始した。
しかし・・・、 日々の仕事を続ける中、漠然とした空虚な氣持ちに包まれることが多くなった。
知識やノウハウだけでは解決できない何か根本的な問題があることに氣がついた。
「何かが足りない」
「自分は何者なのか?」
「何のために生きているのか?」
自分の生きる意味がわからなくなり、夢を失った。
そんなときに出会ったのが、東洋運命学だった。
自分自身の性格、生き方、氣質、潜在能力、好不調のリズム、自分が氣づかない部分までが見事に分析され、
これからの方向性がはっきりと示されたのである。
理屈で説明できないものを信じないはずの理系人間の自分が、「これはすごい」と驚愕した。
3千年以上も受け継がれ、進化し続けてきた教えの中に、探していた答えがあった。
人には個性がある。
個性は、持って生まれた宿命と、育った環境によって培われる。
自分の個性を活かし、わくわくする夢に向かって一所懸命に生きることこそ、
命を運ぶこと、すなわち運命である。そう氣がついたのであった。
自分と同じように夢を見つけられない人、夢があっても一歩が踏み出せない人、
がんばっているのに成果が出ない人の応援をすること、そして、すべての人が夢をもち、
個性を輝かせてお互いに支援しあう社会をつくること、それが自分の夢になった。
2008年株式会社LBC設立、代表取締役就任。
各人の個性と能力を、東洋の知恵の活用で分析し、
イラストやマークでビジュアル化するツール「スキルリーディング」を駆使し、
現在までに分析した人数は、のべで500名を超えた。
現在、起業家や起業志望の方々に、
一人ひとりの個性に合った事業の組み立てと方向性、パートナーの選択、最適人員配置、
そして、時代の流れを読んだタイミング等に関するアドバイス、ビジネスコーチングを行っている。
袖ヶ浦市商工会、倫理法人会、ロータリークラブ、中小企業家同友会、ビジネス教育出版社、ユーキャン、中企業診断協会、その他依頼講演、自主開催セミナー多数。
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