杉森 真哉
一般社団法人 日本相続コンサルティング協会 理事
わかば不動産診断センター 代表
1972年生、埼玉県出身
日本大学文理学部地理学科卒業
在学中は農業地理学を専攻し、様々なデータ、手法から地域を分析する「地域分析法」を学ぶ。
卒業後は大手測量会社に入社し、
17年間固定資産税を課税する役所職員のアウトソーシングで教育担当として活動。
10万件の土地の評価額を計算、5万本の路線価を査定、
納税者からの相談やクレームなどにも行政側として対応した経験を持つ。
特に土地評価額や路線価の査定については、公平性が絶対条件となることから、
明確かつ根拠が求められ、不動産に関わる様々な情報やリスクなどを診断した上で
査定しなければならない。
例えば、前面道路の幅員、道路の規格、駅までの距離、災害の危険性、地盤リスク、
都市計画法や建築基準法などの法規制、土地の履歴など様々な情報から
総合的に判断しなければならない。
現地調査は当然のこと、様々な行政資料などを活用して、
行政側の土地評価額や路線価に対して説明責任に貢献してきた。
そのような経験を通して、災害リスクが高い土地、法的なリスク規制を非常に受ける土地、
本当の売買価値は低いのに、税金の仕組み上で高く課税されてしまう土地など、
様々な土地を目のあたりにしてきた。
同じ土地でも、「素人が妥当と判断する価値」、「税制上の価値」、
「リスクを考慮した取引価値」には大きな金額の開きがあるのである。
また相続相談で個人をお客様として対応するようになってからは、
宅建業法などで不動産業者が担保するリスクと
個人の購入者が担保して欲しいというリスクに大きな溝があることを知る。
また、それが原因で購入後に双方のトラブルになることも経験した。
そのため、現在は購入者側に対して「土地リスクは自分で把握すべき」という強い使命感を持って、
講師を始めとする様々な場で啓蒙活動をしている。
■講師実績(抜粋・順不同)
日本FP協会、日本相続コンサルティング協会、ユーキャン、ダイエックス、
エフピーリンク、JA農協、プロFPJapan、三光ソフラン、
日本不動産コミュニティー、伊藤保険株式会社、鶴ヶ島市・わかば大学塾、
埼玉県相続コンサルティングセンター、FPコミュニケーションズ、さくらそう資産活用研究会
他多数
トレーナーズ運営事務局
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