1989年ドラフト外でヤクルトスワローズに入団。入団当初から二軍で結果を残したが、同期に球界を代表するキャッチャー・古田敦也がいたため、チャンスを得ることがなかなか出来なかった。98年にパ・リーグ開幕前日にトレードで日本ハムファイターズに移籍。移籍一年目から自己記録を大幅に上回る109試合に出場し、正捕手の座を手にした。00年4月23日の西武戦では、3安打を放って迎えた10回裏に4安打目となるサヨナラホームランを放ち、試合を決めた。チームはそこから5連勝を飾り、チームに好調な流れを呼び込んだ。野口もシーズンを通して好調を維持し、3割目前の打率.298にリーグトップの11三塁打を記録。ビックバン打線の一員として大活躍をした。
03年に阪神に移籍すると矢野燿大の控え捕手となり、出場機会が激減したが、当時の星野仙一監督には、「チームの勝利には野口の補強が一番」と言わしめるほどだった。
04年には10月4日広島戦で井川慶をリードし、史上82度目のノーヒットノーランを達成した。その後、阪神では控え捕手から抜け出せず、08年のオフにFAで横浜へ移籍。
2010年に21年という長い現役生活に別れを告げた。
引退後は野球スクールを立ち上げ、最強の二番手捕手としての経験を基に子供たちに的確な指導を行っている。
また野球評論家としてもMLBの中継やWEB媒体での解説として活躍。とくに2015年には7度もYahoo!トピックスに掲載されるなど、野村監督の下で培った知識や経験を基に、数少ない捕手出身の解説者としての独自の切り口を持った解説が好評を得ている。
習志野市
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