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講師詳細

亀田浩史

難民支援NGO "Dream for Children"代表
講師詳細
146ヶ月

プロフィール

旅の最中に出会った難民の姿に胸を痛め、
難民支援NGO “Dream for Children“を設立、代表に就任。

母国語とは違う国に追われた難民に対し、英語教育を通じた就業支援を行うかたわ
ら、
難民の発生を根本的になくすべく、難民問題の調査、啓発活動等を行う。

講演では、難民の状況の紹介、世界へ一歩を踏み出す勇気、などをテーマにしている。

2002年:東京大学工学部卒
2004年:東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
2004~2010年:化学メーカーで化学の研究に携わる。
       この間、休みの度に、海外の難民居住区を訪れる。
2010年:難民支援NGO “Dream for Children”設立。代表に就任。

研修・講演テーマ

講演テーマ

    ●『世界へ一歩を踏み出す勇気~想いを行動に移す~ 』
    私は、大学・大学院・就職先では一貫して化学の研究をしてきました。
    そんなあるとき、旅行で訪れたインドで、チベット難民と呼ばれる人に出逢いました。
    彼らは故郷を追われて、この場所に辿り着いていたのです。
    パンを売っていたある難民女性はこう言いました。
    「パン代はいらない。その代わりに、私たちのことを日本の皆さんに伝えてください。」
    月給1万円以下の生活をしている彼女は、パン代よりも自分たちのことを伝えてほしい、
    そう願ったのです。

    その後、その街に滞在している間、多くの友人ができました。話を聞くと、
    みな辛い体験をしていました。弾圧に遭い、徒歩で命懸けでヒマラヤを越えてきたのです。

    世界にはこんなに大変な思いをしている人がいるのか!

    現地でできた仲間の苦しみを和らげる手助けができたら・・・。そんな想いで、
    それまでの仕事を辞めて、難民を支援するNGOを立ち上げ、難民の支援を始めました。

    夢を強く持つこと、想いを行動に移すことの大切さをお伝えできればと思います。



    ●『今あなたに届けたいチベット難民からのメッセージ』
    「パン代はいりません。その代わりに、私達チベット人のことを日本の人達に伝えてください。」
    上の言葉は、インドでパンを買おうとしていたときに、パンを売っていた女性に言われた言葉です。
    彼女は、故郷を追われてインドで暮らすチベット難民でした。
    彼女の夫は、故郷チベットで映画を製作したことが罪に問われ、刑務所で服役中ということでした。
    彼女はパン代をもらうよりも、自分たちが置かれている状況を日本の人達に知ってもらいたい、そう願ったのです。

    2010, 2011年、私はチベット難民の支援を行いつつ、チベット難民へのインタビューを行ってきました。
    彼ら自身の生活は決して恵まれてはいませんが、「お金をください。」と言われるより、
    「私達のことを伝えてください。」と言われることの方が多いのです。

    彼らは、故郷を追われた人々です。故郷の問題が解決しなければ、故郷に帰るのは難しいです。
    問題を世界の人に知ってもらって、問題解決のために動いてほしい、彼らはそう願っています。
    当日は、彼らの生の声を紹介しつつ、彼らが直面している問題を紹介します。

研修・講演テーマ

夢 /成功 /人生経験・体験談 /情熱 /知恵 /冒険 /幼少・青年教育 /生涯学習 /平和 /平等 /ボランティア /国際情勢

主な実績

研修・講演実績

●「チベット難民の現在」
※ノーベル平和賞受賞団体アムネスティ・インターナショナル招待講演

●「チベットの難民は今」
※愛知サマースクールでの講演

以下、難民支援NGO "Dream for Children"主催講演
・「故郷を追われた子供たち~チベット難民の光と影~」
・「チベット難民の現在」
・「タイ・ビルマ国境で暮らす難民を訪ねて」
・「翻訳という名の国際協力」
・「僕らが海外に出た理由」

【過去の講演会参加者のご感想】
●遠い昔のことでもなく、遠い国のことでもない場所で起こっていることに深く考えさせられました。

●世界にはまだまだ知らないことが多く、もっと勉強しなければと思いました。

●日本人として何ができるのか、今後少しずつでも考えていけたらと思います。

●監獄はアウシュビッツそのものだと思った。以前、中国がチベットに行っている拷問の事実を知った時、恐ろしくて目を背けていたが、やはり許しておいてはいけないと思った。

●今日はバイトで疲れていたので早く帰ろうと思ったけれど、ふんばって当日参加して良かったです。また忘れかけていた感覚に出会うことができた気がします。世界を変えるには自分から力を尽くしていかなければならない。命懸けで行動に移す人もいるのに恥ずかしくなる。これからの生き方を考えさせられました。

●自分の中で色々と考えることがあり、やりたいことも湧いてきました。ありがとうございました。

●講演会で聞いた内容も日々の生活に追われる中で、忘れていってしまいます。しかし、伝えていく大切さを再認識しました。今後も応援できればと思います。頑張ってください。

●現地の人の実際の声は非常に心に突き刺さります。講演の中にそういったものが取り上げられており、よりリアルに世界で今も起こっていることなのだと感じました。

 

メディア掲載・出演実績
    週間ダイヤモンド
    朝日新聞
    毎日新聞
    中日新聞

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