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一生続ける3つの秘訣

“「もっとよくなりたい」、その想いが出逢いを紡ぎ出す

ふたつめのポイントは、「適切な目標設定」です。
達成感を味わいながら成長していくことが、続ける秘訣です。人の役に立っている、喜んでもらえていると感じることができるということ。経済的な報酬だけではなくて、精神的な報酬、つまり、やりがいや生きがいを感じられ、人の役に立っているという実感、自分には価値があると思えることが重要です。人に必要とされればされるほど、私たちはそこに意味づけ意義づけができ、〝続ける理由〟が生まれるのです。私のことを例に挙げてみましょう。セールスは好きで始めた仕事ではありませんでしたが、上司や先輩の助言に耳を傾け、諦めずに続けることで徐々に結果が出るようになっていきました。セールスを克服することができた要因として大きかったのは、「主体性を持つこと」だったと思います。主体性を持ってとことんやってみる。やらされるのではなく主体性を発揮すると、仕事を工夫したり、自ら考え行動するようになります。そして小さな達成感を積み重ねるようになります。仕事をしていくうちに人から感謝されたり、励まされたりするようになります。すると、はじめは面白くなかった仕事も面白く感じられるようになり、この仕事を続けてもっと感謝されたい、より貢献しようと思うようになるのです。自分の好きなことであれば、主体性は自然と発揮されることでしょう。

  重要なポイントとして最後にお伝えしたいことは「人との出会い」です。
『一生折れない自信のつくり方』でも書きましたが、私は、実母が必死の思いで私の居場所を探してくれたことによって自分が愛されている、この世に自分を必要としてくれている人がいる、自分は存在してもいいのだと思うことができました。また、私をセールスの世界に導き、私のことを真剣に思い、愛情深く叱咤激励してくれた諸先輩方。こうした方々との出会いによって私の人生は大きく変わりました。〝愛〟という概念に気づかせてくれた恩人のみなさんです。「人との出会い」は、求めることによって縁を紡ぐことができます。「もっとよくなりたい」と日々願い、行動することによって、糧となる出会いを引き寄せることができます。こうして私は、いくつかのポイントをクリアし、〝続けること〟によって自己実現を果たし、自分の人生を自分の選択のもとに、責任を持って生きることができるようになったのです。

  今回上梓させていただいた『一生続ける技術』は、高校中退、17歳で単身上京、溶接工見習いからスタートし、成功なんかしないと誰から思われても当然だった私が、実践し、効果のあったテクニックを一つひとつ取り上げ、解説したものになります。また、テクニックだけでなく、考え方や姿勢についても言及しています。能力開発のプロの名に恥じない一作となりました。ぜひお読みいただき、みなさんの続ける力を養う一助となれますと幸いです。

青木 仁志(アチーブメント株式会社 代表取締役社長)

1955年3月北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社2社を含めて、現在では100名体制へ。創業以来、堅実着実に成長発展を続けている。同社は、2009年に朝日新聞に掲載された新卒学生が入社したい企業ランキング25位にランクインするなど、多くのメディアにも取り上げられている。また、自ら講師を務める「戦略的目標達成プログラム『頂点への道』講座」は、講座開講以来、20年間で516回開催し、新規受講生は22,686名。その他、研修講師として、会社設立以来、265,116名の方々の研修を担当。29冊目の著書「一生折れない自信のつくり方」はシリーズ11万部を超えるベストセラーとなり、著者としても注目を集めている。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。

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